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7.262023
養豚業豚舎における豚の熱中症対策にも 分娩床冷却システム
毎年、夏の暑さの過酷さが増し、家畜の暑熱被害も、より心配されるようになってきました。
オランダ「ノーエンNooyen」社製 クールサウシステム(分娩床システム)
分娩舎の母豚の最適温度は16〜18°Cで、子豚の最適温度は30°Cから始まります。
分娩舎での室温を完全に合わせるのは難しく、特に夏場は室温が上昇してしまうため、母親には暖かすぎます。
Nooyenは、この問題に取り組むためにクールサウシステムを開発しました。
授乳中の母豚の肩と首元の床冷却。この冷却システムを導入することによって、プラスの効果があることは、オランダのワーヘニンゲン大学と研究センターによる2年間の研究で証明されました。
肩と首元の温度を下げることによって、母豚は食欲を増し、より多く食べるようになります。そのことで産後の体調回復が促され、エネルギー摂取量が増えることで、母乳量が増加します。
さらに重要な結果として、母豚の離乳時のボディコンディションがよくなることで、次の出産に向けて、発情再帰が早まり、排卵が改善することで、生存産子数が増加することが分かりました。
下の表は、クールサウを使用することで暑さによる母豚のダメージが改善された影響を示しています。
こちらの商品について、詳しくはこちらの動画でご紹介されています。
より詳しくはこちらに記載しております。
豚舎 冷却機能付きの母豚用スノコ『クールサウシステム(冷却システム)』詳しく
株式会社フロンティアインターナショナルはオランダ「ノーエンNooyen」社の日本国内代理店です。
お気軽にお問い合わせください。
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